
みんなのPython Workshop
- #小学生
- #中学生
- #高校生
https://youtu.be/SaXi1mvnad4 (「Pythonへの誘い」当サイト連携お勧め動画)
2~3人が1グループで基本的に月2回のペースで行われます。1コマの授業時間は90分。授業日程はメンター(講師)と参加者で決めていきます。
【第1期生Workshopの振り返り】
https://youtu.be/yxZiuvLsu34 (ハッカソンの模様をご覧いただけます)
①1期生のプログラミング作品のプレゼン(栄光学園中学校2年)
*日ごろの英単語学習での不便さからもっと便利な学習ができるソフト作成にチャレンジしました。
1.作品の機能概要
画像から単語帳の文字を読み取り、画面に表示する。
2.作成作業での難しかったことや工夫したこと
単語帳の本文にスペースや( )などいろんなものが入っていたからそれをきれいに調整することを工夫しました。
3.作成作業で学んだこと
リプレイスという書き方で文字を消せることがわかりました。
4.所感
プログラミングは普段アプリとか使ってやっていることも再現できるとわかり、そこがおもしろく感じました。
②1期生のプログラミング作品のプレゼン(東京・成蹊小学校6年)
*サッカー好きな「PK合戦ゲーム」
1.作品の機能概要
・if文(イフ文)でゴールに入ったかどうか判定する。
・キッカーの指定したマスをキーパーが同じマスを指定したら、キーパーに加点。キーパーが違うマスを選んだらキッカーに加点。5回勝負
2.作品の動作環境
➀開発に使用したパソコンの機種:NEC LAVIE
②基本ソフト(OS):Windows10
③開発言語:Python3
3. 入力条件と期待した出力
➀ 入力:英文の画像
②期待した出力:画面表示する
4. 簡単な内部構造ブロック図
DOC230212-20230212084315
5.作成作業での難しかったことや工夫したこと
【難しかったところ】
1.キッカーとキーパーの両方の出力。
2.文の最初を何マス空けるかでプログラムが変わるので、その調整や繰り返すこと。
【工夫したところ】
プログラムを長くし過ぎないように繰り返しを使った。
6.作業工程
3人日
7.作成作業で学んだこと
ほかの人が作ったプログラムを引用できることや、繰り返し出力何個もでき、図も作成できるということ
8.所感
授業では理解できても、一人で宿題に取り組むと毎回とても時間がかかり、最後まで終わりませんでした。でもあきらめたくなかったので最後までたどり着けてうれしいです。始める前、ロボットのプログラミングを習っているので、Pythonもすぐ理解できるかなと思っていたけれど、全く違っていてとても難しかったです。
最後に自分の作りたいプログラムを作ることができてうれしかったです。先生のアドバイスもあったけれど自分が考えたものを一から作ることができて達成感がありました。自分が思っていたよりしっかりしたK対決のゲームができました。最初は理解できなくてつらかったけれど、理解できてくると楽しいです。また学びたいです。
【受講料について】
入会金:12,000円(税込)
受講料(税込) (単位:円)
2名 3名 4名
1回あたり 7,810 7,370 6,930
8回まで 70,290 66,330 62,370 (HOP)
12回まで 101,530 95,810 90,090 (STEP)
14回まで 117,150 110,550 103,950 (JUMP)
*分納が可能です。
【2023年4月版のシラバス】
第0回(ガイダンス) *第0回~第8回はHOP
(ア) Pythonでできること,できないこと
(イ) パソコンの基本的な操作
(ウ) Pythonのインストール
(エ) Visual Studio Code(VSCode)のインストール
第1回:Pythonの基礎(コンソール版)
(ア) Pythonをつかってみる(コマンドプロンプトの起動,終了)
(イ) 四則演算(単純な計算)
(ウ) 変数
① 変数の概念,使い方
② ちょっと複雑な計算
③ 変数の名づけ
第2回:Pythonの基礎(ファイル版)
(ア) スクリプトファイルの作成
①Python実行ディレクトリの準備
②ファイルの作成
(イ) Hello world!の実行
(ウ) コメント
(エ) 変数と四則演算のプログラム
(オ) 条件分岐への導入(プログラミングの基本3処理:順次,条件分岐,繰り返し)
第3回:プログラミングの基礎(条件分岐1)
(ア) プログラミングの基本3処理
(イ) フローチャート
(ウ) if-else構文
(エ) キーボード入力
第4回:プログラミングの基礎(条件分岐2)
(ア) 前回の復習:if-else構文とフローチャート,キーボード入力
(イ) if-elif構文
第5回:プログラミングの基礎(条件分岐3)
(ア) 前回までの復習:if-else,if-elif構文
(イ) 複合条件文
第6回:プログラミングの基礎(繰り返し1)
(ア) 復習:プログラミングの基本3処理
(イ) for文:指定回数の繰り返し
(ウ) リストと繰り返し
第7回:プログラミングの基礎(繰り返し2)
(ア) 前回の復習:for文
(イ) while:条件による繰り返し
第8回:プログラミングの基礎(繰り返し3)
(ア) 前回までの復習:for文とwhile文
(イ) 発展:2重の繰り返し
第9回:プログラミングの活用(Pythonモジュール)*第9回~第12回はSTEP
(ア) モジュール(外部ライブラリ)
(イ) 関数の概要
(ウ) matplotlibモジュール
第10回:プログラミングの基礎(関数1)
(ア) 関数の導入
(イ) 関数の自作(引数なし,戻り値なし)
第11回:プログラミングの基礎(関数2)
(ア) 前回の復習(引数・戻り値なし関数の自作)
(イ) 関数の自作(引数あり,戻り値なし)
第12回:プログラミングの基礎(関数3)
(ア) 前回までの復習
(イ) 関数の自作(引数あり,戻り値あり)
(ウ) ハッカソンについて
第13, 14回:プログラミングの応用 (*ハッカソン形式発表会)*第13回、第14回はJUMP
ハッカソンとはハック(hack)とマラソン(marathon)を組み合わせた造語とされ、ソフトウェア開発の関係者が、 短期間に集中的に開発作業を行うイベントを指します。
【保護者様のご感想】
①Python入門講座のガイダンスを聞いて、この講座の先生方の言葉に息子はたいへん心を動かされ受講を決めました。行事や部活が忙しい時期は宿題が大変になることもありますが、専門的な分野をかなりかみ砕いてわかりやすく教えてくださる先生の丁寧な指導とつまづいたところを画面を共有しながらケアーしてくださるおかげで、授業が始まると時間が経つのを忘れてしまうくらい、1つ1つの過程を仕上げていくことに専念しているようです。また、一緒に学習している異年齢の方のモチベーションも励みとなり、よい方と一緒に学習する機会をいただいたご縁に感謝しています。一歩一歩ではありますが、着実にpythonという学問の世界に導いていただいているのではないと感じています。入門講座はpythonという学問の入り口に向かう準備体操といったところだと思いますが、ぜひこの先の講座で息子にpythonという学問がどんなものなのかその景色を感じられるところまで導いてくだることを親としては期待しております。(2022年10月)
②Pythonとは何か。まずはそこから始まりました。ガイダンスでどの先生もおっしゃっていたことは、早い時期から学ぶとよいということでした。小6の息子が授業についていけるか心配でしたが、先生方の熱意に惹かれました。何より息子自身が先生方の熱意に刺激を受け、学びたいと熱望しました。
自分が取り組んでいる状況を伝えること、質問の仕方、わからないという前に解決に対してどのように取り組んでみるか、などプログラミングについてだけではなく、問題への取り組み方についても学ぶことができたと思います。
わからないと繰り返しながら、でも頑張りたいと時間をかけて取り組んでいた息子が、「わかった!とても楽しいよ!」と言った時の輝く笑顔に成長を感じました。身につけるまでにはまだ長い道のりが必要ですが、大きな一歩を踏み出すことができました。ありがとうございました。(2023年2月)
メンター紹介
みんなのPython Workshopのメンター紹介

橋本 信歩
東京大学大学院情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻
本講座では、Python の習得を通じて、「自立的に」プログラミングを活用できるスキルを身につけることを目標としています。「自立的」というのは、言われたことをただやるだけでなく、自分で目標を持って学習を進め、わからなければメンターに聞く、ネットで調べるなどして解決していく姿勢のことです。この姿勢はプログラミングを問わずどの領域でも必要となるものだと思います。もちろん初めからこれができるわけではないと思うので、安心して欲しいのですが、プログラミングに対する興味や好奇心というのが非常に重要な要素になると思います。そのため、ゲーム・パソコンなどに興味・関心があり、「自立的に」学べるようになりたいという生徒に本講座をぜひ受講していただきたいと思います。

本橋 優俊
JAXA宇宙科学研究所研究員/東京大学大学院惑星探査ローバ研究
プログラミング学習において大事なことは,基礎を徹底すること,活用場面を知ること,そして豊富な経験を積むことです.特にプログラミングを「ツール」として使えるようになるには多くの実践経験をこなさなければなりません.このPython 講座では授業形式と実技形式の講座を組み合わせており,Pythonの基本的な内容を網羅しつつ,身近な場に活用する術を習得できます.問題設定方法やプログラミングによる解決策の考え方を学ぶことで,本講座を修了するころには自立的にプログラミングを行うスキルを身に着けているでしょう.皆さんがPythonを使い,様々なアプリケーションを開発することを期待しています.

松浦星河
九州大学工学部Ⅲ群(機械工学科・航空宇宙工学科・量子物理工学科・融合基礎工学科が統合した学科群)
初めまして!私は主に機械を動かすためのプログラミングを普段しています。プログラミングはデータの解析や機械の開発など、多岐の分野で用いられ、これからはその知識を持っていると将来の選択肢がとても多くなると思います。プログラミングは奥が深いものですが、まずは基本的なところから皆さんと楽しく学んでいきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします!
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